この記事は 2019 年当時の記録です(2026 年 7 月 追記)
設定する場所と考え方は今も同じですが、管理画面の見た目は当時と変わっています。また、設定に関する仕様と、メールの届きやすさの事情が変わりました。2 点だけ先にお伝えします。
1. 「送信元」に問い合わせ者のメールアドレスは入れられません
管理者宛ての通知メールで、送信元に
[your-email]を入れたくなります。誰から来たのかが一目で分かるからです。しかし Contact Form 7 の仕様上、これはできません。なりすましメールを防ぐためです。送信元にはサイトと同じドメインのメールアドレスを指定してください。ドメインが一致していないと警告が表示されます。問い合わせ者のアドレスに返信したい場合は、「追加ヘッダー」に次の 1 行を書きます。
Reply-To: [your-email]こうすると、受信したメールでそのまま返信ボタンを押せば問い合わせ者に届きます。
2. 自動返信では警告が出ることがあります
自動返信(メール 2)の送信先に
[your-email]を設定すると、「十分な対策がないまま…」という警告が表示される場合があります。これはフォームがスパム送信の踏み台にされる危険を知らせるものです。reCAPTCHA などのスパム対策とあわせて使ってください。設定したのにメールが届かない場合は、記事の最後に追記した「メールが届かないとき」もご覧ください。2024 年以降、事情が変わっています。
※ 上記は 2026 年 7 月時点の情報に基づく整理であり、当方の環境での再検証は行っていません。
現状・条件
- WordPress バージョン:5.2.2
- WordPress のテーマ:Cocoon 1.9.1
- Contact Form 7 5.1.4
- Contact Form 7 – reCaptcha v2 1.2.0
- Contact Form 7 プラグインの設定を行なっています。
- 先に、Contact Form 7 でお問い合わせページを作成 しておきました。
管理者への通知メールを設定
WordPress 管理画面から、
・押下:「お問い合わせ」>「コンタクトフォーム」
・ページ内:
作成済みのコンタクトフォームのリンクをクリックします。
編集画面で、「メール」タブをクリックします。
「メール」タブではお問い合わせが送信された時の処理として、下記の二つの設定を行います。
・管理者への通知メールを設定
・お問い合わせした方への自動返信メールを設定
※ 以下はすべて例ですので適宜編集して使って下さい。
デフォルトで表示されている「メール」テンプレートを編集します。( 下のメール (2) テンプレートで自動返信メールを設定します )
「送信元」を「あなたのブログ名 」に変更します。
「題名」を「【あなたのプログ名】からのお問い合わせ」変更します。

「メッセージ本文」を下記のように変更します。

[your-name]:お問い合わせを作成した人の名前
[your-email]:その人のメールアドレス
[your-message]:お問い合わせ内容
お問い合わせした方への自動返信メールを設定
※ 以下はすべて例ですので適宜編集して使って下さい。
追加のメールテンプレートの メール (2) を使って自動返信メールを設定します。
・ページ内:
「メール (2)」>「メール (2) を使用」にチェックを入れて下さい。

「題名」を「【自動返信】お問い合わせありがとうございます。」に変更します。
「メッセージ本文」を下記のように変更します。
【あなたのブログ名】お問い合わせありがとうございます。
この度は、【あなたのブログ名】にお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
下記の内容で、お問い合わせを承りました。
お名前:[your-name]
メールアドレス:[your-email]
メッセージ本文:
[your-message]
お問い合わせの内容につきましては、早急に対応させていただきます。
あなたのブログ名 (https://yourdomain)
管理人 ◯◯◯
—
「空のメールタグを含む行を出力から除外する」のチェックボックスにチェックを入れると、空の行が実際に送られるメールのメッセージ本文から除外されます。
デフォルトではメッセージ本文にはプレーンテキストが使われます。HTML を使う場合は「HTML 形式のメールを使用する」のチェックボックスにチェックを入れます。
「保存」ボタンをクリックして下さい。
メール送信および内容を確認する
ブラウザで yourdomin/contact を入力してお問い合わせを作成します。
自動返信をテストするのでメールアドレスは有効なアドレスを入力しましょう!
作成を終えたら「送信」ボタンをクリックします。

▼ 管理者メールボックスを確認します。

▼ お問い合わせしたメールボックスを確認します。

設定した内容に間違いないか確認して修正事項がなければ、これで完了です。
次は、お問い合わせページをヘッダーやフッターメニューに追加すると、最終的に完了されます。詳細は下記の記事をご覧ください。
▼ 「お問い合わせ」ページを作成しておこう!
▼ Contact Form 7 は Akismet によるスパムフィルタリングをサポートしています。
メールが届かないとき(2026 年 7 月 追記)
設定は間違っていないのに、通知メールも自動返信メールも届かない。あるいは迷惑メールフォルダに入ってしまう。この記事を書いた 2019 年当時より、こうした相談が増えています。理由があります。
送信ドメイン認証が事実上の前提になりました
Google は 2024 年 2 月から、Gmail 宛てのメールについて送信者のガイドラインを適用しています。1 日に 5,000 件を超えて送信する事業者には、SPF・DKIM・DMARC の設定などが求められます。
個人サイトの問い合わせフォームがこの件数に達することはまずありません。ただ、送信ドメイン認証が設定されていないメールは迷惑メール扱いされやすくなっているのが実情です。Yahoo! メールなど他社も同様の方向に動いています。「昔は届いていたのに、いつの間にか届かなくなった」というケースの多くはここです。
確認する順番
1. 送信元アドレスがサイトのドメインになっているか
ここが最優先です。送信ドメイン認証は「そのドメインから送ってよい相手か」を検証する仕組みなので、送信元のドメインが自分のものでなければ、そもそも認証が成立しません。
2. DNS に SPF レコードがあるか
そのドメインのメールをどのサーバーから送ってよいかを宣言する DNS レコードです。レンタルサーバーの場合は管理画面に設定項目があることが多く、自宅サーバーやセルフホストの場合は自分で DNS に追加する必要があります。
3. DKIM の署名が付いているか
メールが途中で改ざんされていないことを示す電子署名です。SPF と組み合わせることで、なりすましでないことを受信側に伝えられます。
4. WordPress の送信方法そのものを見直す
WordPress の標準のメール送信は、サーバーの PHP の機能をそのまま使います。認証を通さずにメールを投げる形になりやすく、これが迷惑メール判定の一因になります。
SMTP プラグインを導入して、実在するメールアカウント経由で送るようにすると、そのアカウントの認証設定がそのまま効きます。届かない問題の多くはこれで解決します。
切り分けのコツ
- Gmail に届いたメールを開き、メニューから「メッセージのソースを表示」を選ぶと、SPF・DKIM・DMARC の判定結果が確認できます
- 同じドメイン宛て(自分のサーバー内)には届くのに Gmail には届かない場合、原因は認証設定である可能性が高いです
- 管理者宛て通知は届くのに自動返信だけ届かない場合は、送信元アドレスの設定を見直してください
※ 本節は 2026 年 7 月時点の公開情報に基づく整理です。当方の環境での再検証は行っていません。具体的な設定方法はご利用のサーバーやドメイン管理サービスの案内をご確認ください。





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